ごあいさつ
阿弥陀如来様は「全ての生きとし生けるもの」をお救い下さるために、極楽浄土を建立されました。
我々衆生は「南無阿弥陀仏」のお念仏のはたらきによって、この世のご縁が尽きる時、仏となり速やかにお浄土に生まれさせて頂きます。
今を生きる皆様は仏教や、お寺をどの様なイメージで捉えておいででしょうか?
お葬儀や、ご法事でよくわからないお経を読んでいる僧侶の事でしょうか?
パワースポットとしてのお寺であったり、仏像が鑑賞できる場所・・
確かに、これらは仏教をイメージするもので間違いありません。
ですが、一番肝心なことが抜けているように思います。
それは何でしょうか? また、本当の豊かさとは何でしょうか?
仏さまの眼差しは私達に問いかけます。
その答えとは、「仏さまのお心を聞かせて頂く」ということではないでしょうか。
何一つ思い通りにならない我が「いのち」と 向き合い、常に我が身を振り返る。
そして、日々感謝することのできるお心を共に育ててまいりましょう。
如来大悲の恩徳は、身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし
合掌